2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)は2027年3月19日に開幕し、9月26日まで192日間の会期に入ります。会場は横浜市の旧上瀬谷通信施設の一部、約100ha。ここに接続する鉄道駅はなく、来場も業務出張も二次交通が前提になります。博覧会協会は2026年7月17日、会場周辺の鉄道4駅を発着する「4駅シャトルバス」の運賃を大人200円と設定し、日時予約の受付を2026年9月18日から始めると発表しました。本稿はその4駅を起点に、相鉄線沿線と新横浜の客室60室以上ホテル5軒を地図で読みます。

# ホテル 最寄り駅 Score 客室 目安価格 シャトル発着駅への鉄道距離
1 東横INN大和駅前 大和(相鉄本線・小田急江ノ島線) 87 168 ¥11–¥12k 瀬谷駅まで相鉄本線1駅
2 東横INN二俣川駅北口 二俣川(相鉄本線) 84 201 ¥11–¥14k 三ツ境駅まで相鉄本線2駅
3 ホテルビスタ海老名 海老名(相鉄本線・小田急・JR相模線) 90 176 ¥12–¥18k 瀬谷駅まで相鉄本線5駅
4 ダイワロイネットホテル新横浜 新横浜(JR横浜線・新幹線・相鉄/東急) 87 163 ¥15–¥23k 十日市場駅までJR横浜線4駅
5 新横浜プリンスホテル 新横浜(JR横浜線・新幹線・相鉄/東急) 91 875 ¥26–¥41k 十日市場駅までJR横浜線4駅

※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。表の「鉄道距離」は各線の駅順から数えた駅数です。

会場に鉄道駅はない。公式の起点は4駅

博覧会協会が2026年7月17日に公表した資料では、シャトルバスの発着駅は相鉄本線の瀬谷駅・三ツ境駅、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅、JR横浜線の十日市場駅の4駅です。運賃は一般大人200円・小児100円、障がい者割引は大人100円・小児50円。入場チケットの日時予約とシャトルバス・駐車場の事前予約は2026年9月18日から始まり、団体バス駐車場のみ2026年8月3日に先行して受付が始まります。

問題は、この4駅の徒歩圏に業務利用に足る宿泊供給がないことです。瀬谷駅・三ツ境駅・十日市場駅の半径2.5km内で確認できる施設は、客室11〜37室の小規模宿と、二俣川の1軒を除いて60室規模に届きません。出展社・施工・運営スタッフのように同一日程で複数室をまとめて押さえる需要は、相鉄本線を1〜5駅ずらすか、新横浜に出る必要があります。

相鉄本線の駅順は、二俣川・希望ケ丘・三ツ境・瀬谷・大和・相模大塚・さがみ野・かしわ台・海老名。シャトル発着の瀬谷・三ツ境は、大和と二俣川に挟まれた区間にあります。新横浜からは、相鉄新横浜線で西谷に出て相鉄本線に入る経路と、JR横浜線で十日市場に直行する経路の二系統が使えます。以下、会場方面への鉄道距離が近い順に5軒を並べます。

↕︎ 地図右下の角をドラッグすると高さを調整できます

地図の凡例 — 数字の濃紺ピン: 掲載ホテル5軒 / 「E」の赤ピン: GREEN×EXPO 2027会場 / 「S」の灰ピン: 4駅シャトルバス発着駅。

1. 東横INN大和駅前 — 大和市中央

シャトル発着の瀬谷駅まで相鉄本線1駅。168室が駅から徒歩1分に立つ、会場に最も近い規模ある供給です。

Media Picks Score: 87 / 100  168室、2007年9月開業のビジネスホテル。

目安価格 ¥11,000–¥12,000 / 泊 (2名1室・通常期)


東横INN大和駅前 — 大和市中央 · 相鉄線・小田急線大和駅の相鉄口から徒歩1分に立つ168室のビジネスホテル外観
PHOTO: 東横INN大和駅前 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

会場方面への鉄道距離が5軒中で最も短い一軒です。大和駅の次が瀬谷駅で、そこから公式シャトルが会場へ入ります。相鉄本線と小田急江ノ島線の2路線が交わるため、横浜方面からも新宿方面からも一本で入れる点が実務では効きます。公式サイトは相鉄口(北口)から徒歩1分、横浜駅から相鉄線で20分と案内しています。無料のビュッフェ朝食が6:30から始まる運用は、会場入りが早い施工・運営側の日程と噛み合います。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、評価の重心は立地の分かりやすさと価格の安定性にあります。駅前という条件が繰り返し支持され、朝食提供が早い点も肯定的に受け止められています。一方で客室設備や広さについては、標準的なビジネスホテルの水準という認識で共有されており、滞在の快適性を主目的とする層とは評価が分かれます。長期の連泊や、同一料金帯での複数室確保を前提とする業務利用に評価が偏る施設です。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    会期中に瀬谷駅シャトルを毎日使う出展・施工スタッフ、新宿方面と会場を往復する日程、朝6時台に動き出す運営業務
  • 向かない:
    客室での作業時間が長く広さを要する滞在、会食・接待を宿側で完結させたい日程、大型車で来場する場合(立体駐車場のサイズ制限あり)

具体情報

  • 最寄り駅: 相鉄線・小田急江ノ島線 大和駅 相鉄口(北口)から徒歩1分
  • 会場方面: 大和駅から瀬谷駅まで相鉄本線1駅、瀬谷駅から4駅シャトルバス(大人200円)
  • 客室数: 168室
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
  • 朝食: ビュッフェ形式・無料、6:30〜9:00
  • 駐車場: 立体駐車場30台、先着順・有料(幅1.8m/高さ2m/重さ2.3tのサイズ制限)
  • 開業: 2007年9月


2. 東横INN二俣川駅北口 — 横浜市旭区

2023年4月開業の201室。旭区で客室60室以上を満たす唯一の施設で、三ツ境駅まで相鉄本線2駅です。

Media Picks Score: 84 / 100  201室、2023年4月25日開業のビジネスホテル。

目安価格 ¥11,000–¥14,000 / 泊 (2名1室・通常期)


東横INN二俣川駅北口 — 横浜市旭区本村町 · 2023年4月開業、相鉄線二俣川駅から徒歩3分の201室ビジネスホテル外観
PHOTO: 東横INN二俣川駅北口 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

会場を含む旭区・瀬谷区一帯で、客室60室以上という条件を満たす施設はこの1軒だけです。開業は2023年4月25日と新しく、201室という規模は同エリアでは例外的といえます。二俣川駅は相鉄本線といずみ野線の分岐駅で、三ツ境まで2駅、瀬谷まで3駅。新横浜方面へは西谷経由の相鉄新横浜線が使え、横浜駅方面と会場方面の双方向に動ける位置にあります。公式サイトは駅から徒歩3分と案内しています。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、開業からの新しさと駅からの距離への評価が中心を占めます。線路に面した立地のため、公式サイト自身が一部客室で電車音が大きいと告知しており、集約された評価もこの点で分かれる傾向が読み取れます。同時に「トレインビュー」として同じ条件を積極的に案内しており、客室タイプの選択で体験が変わる施設です。総評価の水準は5軒中で最も低く、その差は主に静粛性の評価に由来すると見られます。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    三ツ境シャトルを起点にする日程、横浜駅方面と会場方面を1日で往復する業務、新しい客室設備を優先する滞在
  • 向かない:
    静粛性を最優先する滞在(線路至近で一部客室に電車音の告知あり)、車移動が主体の日程(立体駐車場は先着11台)、宿内で会食を完結させたい場合

具体情報

  • 最寄り駅: 相鉄線 二俣川駅北口から徒歩3分
  • 会場方面: 二俣川駅から三ツ境駅まで相鉄本線2駅、三ツ境駅から4駅シャトルバス(大人200円)
  • 客室数: 201室
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
  • 朝食: ビュッフェ形式・無料、6:30〜9:00
  • 駐車場: 立体駐車場 先着11台、1,500円/泊(車検証によるサイズ確認が必要)
  • 開業: 2023年4月25日


3. ホテルビスタ海老名 — 海老名市中央

176室、全客室が洗い場付きバスルームの3点独立型。相鉄本線の終点側から会場へ通う長期滞在の基点になります。

Media Picks Score: 90 / 100  176室、駅前立地のビジネスホテル。

目安価格 ¥12,000–¥18,000 / 泊 (2名1室・通常期)


ホテルビスタ海老名 — 海老名市中央 · 相鉄本線・小田急線・JR相模線が集まる海老名駅から徒歩約3分に立つ176室の外観と駅前市街
PHOTO: ホテルビスタ海老名 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

海老名駅は相鉄本線の終点で、小田急小田原線とJR相模線も乗り入れます。会場方面へは瀬谷駅まで相鉄本線5駅と距離がありますが、県央部の現場や厚木方面の事業所と会場を行き来する日程では、この結節点にいることが効きます。公式サイトは海老名駅から徒歩約3分、横浜駅から相鉄線急行で約30分と案内しています。全客室に洗い場付きバスルームを備え、トイレ・洗面を分けた3点独立型を採用している点は、同価格帯の駅前ビジネスホテルでは目立つ仕様です。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、5軒中で最も高い水準にあります。評価を押し上げているのは水回りの仕様と朝食で、地元食材を組み込んだビュッフェへの言及が集約的に確認できます。駅前の商業集積が徒歩圏にあることも、連泊時の利便として肯定的に扱われています。一方、会場までの鉄道距離は5軒中で最も長く、会期中に毎日会場入りする日程では移動時間の評価が下がる可能性があります。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    県央部の事業所と会場を兼ねる出張、1週間以上の連泊で水回りの質が効く日程、新宿・厚木方面からの移動を含む行程
  • 向かない:
    会場と宿の往復のみで移動時間を最小化したい日程、新幹線を主要動線とする出張、深夜到着で最短動線を要する場合

具体情報

  • 最寄り駅: 相鉄本線・小田急小田原線・JR相模線 海老名駅から徒歩約3分
  • 会場方面: 海老名駅から瀬谷駅まで相鉄本線5駅、瀬谷駅から4駅シャトルバス(大人200円)
  • 客室数: 176室
  • 客室サイズ: 15.2〜22.3㎡(デラックスシングル15.2㎡/モデレートダブル16.6㎡/モデレートツイン19㎡/ユニバーサル22.3㎡)
  • 水回り: 全客室に洗い場付きバスルーム、トイレ・洗面を分けた3点独立型
  • 朝食: ビスタカフェでのビュッフェ(地元食材を使用)
  • 主要駅から: 横浜駅から相鉄線急行で約30分、新宿駅から小田急線で約50分


4. ダイワロイネットホテル新横浜 — 横浜市港北区

2025年4月1日にリニューアルを完了した163室。新横浜駅北口から徒歩約4分、十日市場駅へはJR横浜線4駅です。

Media Picks Score: 87 / 100  163室(定員334名)、地上10階のビジネスホテル。

目安価格 ¥15,000–¥23,000 / 泊 (2名1室・通常期)


ダイワロイネットホテル新横浜 — 横浜市港北区 · 2025年4月にリニューアルを完了した163室、新横浜駅北口徒歩約4分のホテル館内
PHOTO: ダイワロイネットホテル新横浜 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

新横浜は、会場方面へ二系統でつながる唯一の駅です。JR横浜線なら十日市場駅まで4駅、相鉄新横浜線なら西谷で相鉄本線に入り三ツ境・瀬谷へ向かえます。東海道新幹線が停まるため、遠方から入る出展社にとっては初日の動線が短くなります。本館は2025年4月1日にリニューアルを完了しており、全客室にキャストとミラーリングに対応するスマートテレビを備えると公式サイトが案内しています。24時間利用のコインランドリーがあり、会期中の長期滞在にも対応します。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、駅からの距離と館内の清潔感に評価が集まります。リニューアル完了後は客室設備への言及が増える傾向が確認でき、更新前の評価と混在している点には注意が要ります。チェックインが14:00と早い運用も、会場入り前の荷物処理を含む日程では実務的な利点として扱われています。価格は同エリアの標準的ビジネスホテルよりやや上に位置し、この価格差をどう見るかで評価が分かれます。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    新幹線で入る出展社・視察、十日市場シャトルを使う日程、横浜アリーナのイベントと会場を兼ねる行程、洗濯を伴う連泊
  • 向かない:
    1泊¥12,000以下に抑えたい日程、会場最寄りに宿を置きたい場合、団体で20室以上を同一館内にまとめたい場合

具体情報

  • 最寄り駅: JR新横浜駅 北口から徒歩約4分(横浜アリーナまで徒歩約3分)
  • 会場方面: 新横浜駅から十日市場駅までJR横浜線4駅、または相鉄新横浜線・相鉄本線で三ツ境・瀬谷へ
  • 客室数: 163室(定員334名)/地上10階
  • チェックイン: 14:00〜 / アウト 〜11:00
  • リニューアル: 2025年4月1日完了
  • 設備: コインランドリー24時間、自動精算機、フロントにAED設置


5. 新横浜プリンスホテル — 横浜市港北区

875室。相鉄線沿線・新横浜で唯一、会期中に数十室規模をまとめて確保できる供給です。

Media Picks Score: 91 / 100  875室、地上42階、1992年3月開業のシティホテル。

目安価格 ¥26,000–¥41,000 / 泊 (2名1室・通常期)


新横浜プリンスホテル — 横浜市港北区 · 1992年開業、地上42階・875室の円筒形タワー外観、新横浜駅から徒歩約2分
PHOTO: 新横浜プリンスホテル — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

875室は、本稿が対象とした相鉄線沿線・新横浜のエリアで突出した規模です。他の4軒が163〜201室であるのに対し、この1軒だけで残り4軒の合計を上回ります。会期192日間にわたり出展社・施工・運営の宿泊需要が積み上がる局面で、同一日程・同一館内で数十室規模を押さえられる選択肢は事実上ここに限られます。公式サイトはJR横浜線の北改札口・アリーナ方面出口から約2分と案内しており、十日市場駅へはJR横浜線で4駅です。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、高層階からの眺望と駅からの近さが評価の中心にあります。総評価の水準は5軒の中位に位置しますが、母数が3万件超と桁違いに大きく、指標としての安定度は高いといえます。大規模館ゆえに繁忙期のチェックイン混雑への言及が集約的に確認でき、公式サイト自身も2026年夏の宿泊者向けに館内混雑を告知しています。会期中の来場ピークでは同様の運用になる可能性を織り込む必要があります。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    同一館内で複数室を一括確保したい出展社・団体、宿内で会議や会食まで完結させたい日程、新幹線利用の遠方出張
  • 向かない:
    1泊¥15,000以下に抑えたい日程、車で来場する滞在(後述のとおり駐車場が2027年3月に営業終了予定)、静粛な環境を要する滞在(隣接施設の工事が予定されている)

具体情報

  • 最寄り駅: 新横浜駅 JR横浜線 北改札口・アリーナ方面出口から約2分
  • 会場方面: 新横浜駅から十日市場駅までJR横浜線4駅、または相鉄新横浜線・相鉄本線で三ツ境・瀬谷へ
  • 客室数: 875室/地上42階
  • 開業: 1992年3月
  • 駐車場: 併設の新横浜プリンスペペと共同の立体自走式駐車場。2027年3月に営業終了予定で、閉鎖後の提携駐車場はないと公式に告知
  • 会期中の留意点: 隣接するプリンスペペの2027年3月営業終了に伴い工事が予定され、騒音・振動・景観への影響が生じる可能性がある旨を公式が告知


新横浜の供給は会期前に1棟動く

掲載5軒の外側で、開幕前に供給が変動する案件が1件あります。新横浜の203室、ホテルアソシア新横浜です。同ホテルは2026年7月15日の宿泊をもって営業を終了し、翌16日から改装のため休館に入りました。ジェイアール東海ホテルズなど三者は、当初2026年8月としていたリブランド開業時期を2026年12月に変更しており、開業後は「コートヤード・バイ・マリオット新横浜駅」となります。神奈川県内では同ブランドの初進出です。

GREEN×EXPO 2027の開幕は2027年3月19日ですから、予定どおり進めば、203室は会期の始まる約3か月前に供給へ戻る計算になります。本稿では現時点で予約できない施設を掲載対象から外していますが、会期全体の客室需給を見積もる際には、この203室を加算して考える必要があります。

よくある質問

Q. 会場までシャトルバス以外の交通手段はありますか?

A. 博覧会協会の公式アクセス情報では、4駅シャトルバスのほかに、直行バス、団体バス、自家用車・バイク、パーク&ライド、自転車、徒歩が案内されています。会場駐車場は北側と西側の2か所で、いずれも事前予約制です。団体バス駐車場も北側・西側の2か所で事前予約制、国道246号・保土ヶ谷バイパス・東名高速からの来場は北側が案内されています。

Q. シャトルバスや駐車場の予約はいつから始まりますか?

A. 入場チケットの日時予約、シャトルバスと駐車場の事前予約は、開幕半年前にあたる2026年9月18日から受付が始まります。団体バス駐車場のみ先行して2026年8月3日から受付が始まります。いずれも周辺交通の混雑と来場者集中の緩和を目的に導入されたもので、予約方法の詳細は決定次第、協会の公式サイトで案内されます。

Q. 法人での複数室確保はどこが現実的ですか?

A. 掲載5軒のうち客室数が最も多いのは新横浜プリンスホテルの875室で、次いで東横INN二俣川駅北口の201室、ホテルビスタ海老名の176室、東横INN大和駅前の168室、ダイワロイネットホテル新横浜の163室と続きます。同一日程で数十室規模を1館にまとめる要件では、選択肢は事実上875室の1軒に絞られます。10室前後であれば残り4軒でも成立しますが、会期中の週末と大型連休は先に埋まる前提で日程を組む必要があります。

Q. 会場に最も近い駅前に泊まれないのはなぜですか?

A. 4駅シャトルバスの発着駅である瀬谷駅・三ツ境駅・十日市場駅の半径2.5km圏で確認できる宿泊施設は、客室11〜37室規模の小規模施設が中心で、業務利用に足る客室数を備えた施設はありません。行政区でみると旭区・瀬谷区の宿泊供給は薄く、旭区で客室60室以上を満たすのは二俣川の1軒のみです。相鉄本線で1〜5駅動くか、新横浜に出るという選択が実務上の解になります。

Q. 会期中の価格は上がりますか?

A. 本稿の目安価格は2026年7月時点の公開販売価格を集計した参考値で、会期中の料金を示すものではありません。2027年3月19日から9月26日までの192日間は、想定来場者1,500万人という規模の需要が横浜市西部に継続的に発生します。過去の大規模博覧会と同様、会期中の週末・大型連休を中心に通常期を上回る水準になる可能性が高く、日程が確定した段階での早期押さえが前提になります。

本記事の参考情報

2027年国際園芸博覧会協会 公式サイト「交通アクセス」 — 4駅シャトルバス・駐車場・アクセス手段
同協会 プレスリリース(2026年7月17日) — 予約開始日、4駅シャトルバス運賃、駐車場料金
国土交通省「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」 — 会期、会場面積 約100ha、想定入場者数
相鉄グループ「駅・時刻表」 — 相鉄本線・相鉄新横浜線の駅順
西武不動産 ニュースリリース — 新横浜プリンスペペの営業終了について

編集部から

会場に鉄道駅がないという条件は、宿泊の選び方を「会場からの距離」ではなく「シャトル発着駅までの鉄道距離」に置き換えます。本稿が5軒を会場からの直線距離ではなく相鉄本線・JR横浜線の駅数で並べたのはそのためです。瀬谷・三ツ境・十日市場という3つの起点に対し、実際の供給は大和・二俣川・海老名・新横浜に分散しており、その間を1〜5駅で結ぶのが現実的な運用になります。予約開始は2026年9月18日。会期は192日と長く、需要は一度に来ず断続的に積み上がります。開幕直前ではなく、日程が固まった順に押さえていく設計が要ります。次は、会期中の週末に需給がどこまで締まるかを、公開販売価格の推移で追う予定です。

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