2027年に開業を予定し、客室150室以上・駅前立地・宿泊特化型という条件を満たし、かつ事業者の公式発表で室数と開業時期を確認できた地方都市のホテルは5件だった。三重県四日市市の385室から滋賀県草津市の165室まで、合計1,120室。運営会社は アパホテル3件、JR四国ホテルズ1件、JR北海道ホテルズ1件で、鉄道系2件・チェーン系3件に分かれる。本記事は、公表済みの一次情報にもとづき、運営会社・客室数・開業月・駅徒歩分の4数値で2027年の地方駅前供給を整理する。
| # | ホテル | 所在 | Score | 客室 | 開業 | 市内既存比 | 1行特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アパホテル〈近鉄四日市駅前〉 | 三重県四日市市 | 91 | 385 | 2027年12月 | +11.6% | 三重県内最大385室。露天風呂付大浴場・サウナ併設、アパ初の三重直営 |
| 2 | JR四国ホテルズ 新ブランドホテル(岡山・名称未定) | 岡山県岡山市北区 | 87 | 177 | 2027年春頃 | +1.7% | 再開発ホテル棟7〜16階。JR四国グループ初の四国外出店・新ブランド |
| 3 | JRイン北見 | 北海道北見市 | 86 | 206 | 2027年度 | +7.2% | 宿泊特化「JRイン」7店目。事業主体アルファコート、運営JR北海道ホテルズ |
| 4 | アパホテル〈小山駅前〉(仮称) | 栃木県小山市 | 84 | 187 | 2027年夏 | +9.2% | FCひと・コミュニケーションズ運営。栃木県2棟目、新幹線40分圏 |
| 5 | アパホテル〈草津駅前〉(仮称) | 滋賀県草津市 | 83 | 165 | 2027年秋 | +13.9% | JR西日本不動産開発+南興業の複合ビル5〜11階。滋賀県内初の新築 |
※「市内既存比」は、当該市に現存する宿泊施設の客室数合計に対する新規客室数の比率。
※ 参考価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)。開業前のため、掲載する価格帯は当該市の既存ホテル(客室60室以上)の現況であり、新規開業ホテルの料金ではありません。
※ 本記事の Media Picks Score は、開業前物件であるため宿泊者の評価は含みません。公表済みの計画確度(着工・起工の有無)、供給規模、駅からの距離、運営体制の明確さを編集部が指標化したものです。
1. アパホテル〈近鉄四日市駅前〉 — 三重県四日市市
客室385室は三重県内最大。2027年の地方駅前で、単体として最大の宿泊特化供給になる。
Media Picks Score: 91 / 100 客室385室、開業予定 2027年12月、宿泊特化型。
三重県四日市市の既存ホテル価格帯(参考) ¥13,000–¥27,000 / 泊(2名1室・中央値 ¥18,000・客室60室以上の現況)

なぜこの計画が効くか
四日市市は三重県内最大の商工業都市で、近年は半導体関連の設備投資が続き、平日のビジネス宿泊需要が積み上がっている。アパグループは記者発表で、従事者1万人規模とされるキオクシア四日市工場を出店根拠に挙げた。加えて鈴鹿サーキット、ナガシマスパーランド、なばなの里といった県内レジャー施設の需要と、県内最大規模の繁華街に接する立地が重なる。平日はビジネス、週末はレジャーという二層需要を385室で受ける設計である。
集約レビューの傾向と供給インパクト
公開レビューデータを集計すると、四日市市の既存ホテルは、駅からの距離と大浴場の有無で評価が分かれる傾向が読み取れる。近鉄四日市駅周辺は繁華街に近い一方、大型の大浴場を備えた宿泊特化型が限られてきた。今回の385室は露天風呂付大浴場とサウナを備えるため、この評価軸で既存供給と直接競合する構図になる。同市には客室150室以上の施設が4軒しかなく、大型枠に1軒加わる影響は小さくない。
向く人 / 向かない人
- 向く: 半導体・化学プラント関連の四日市長期出張、名古屋圏と関西圏を横断する営業ルート、大浴場付きの宿泊特化を条件にする出張規程
- 向かない: 2027年12月より前の出張(本記事の5件で最も開業が遅い)、ツイン・3名以上での利用(ツインは24室のみ)、四日市港側の事業所へ徒歩で通う行程
具体情報
- 所在地: 三重県四日市市諏訪栄町7-28
- 最寄り駅: 近鉄名古屋線・近鉄湯の山線・近鉄鈴鹿線・四日市あすなろう鉄道「四日市駅」北出口より徒歩2分
- 構造・規模: 鉄骨造・地上14階/敷地1,233.03㎡・建築面積698.24㎡・延床7,263.81㎡
- 客室数: 全385室(ダブル357室・ツイン24室・デラックスツイン4室)
- 付帯設備: 露天風呂付大浴場、サウナ、レストラン
- 事業主/運営: アパホーム・アパマンション/アパホテル株式会社(三重県内初の直営)
- 設計・施工: 日企設計/イチケン(デザイン監修:辻本デザイン事務所)
- 開業予定: 2027年12月(起工式 2026年3月11日)
- 市内既存供給: 65軒・3,310室(うち客室150室以上 4軒)/新規385室は既存比 +11.6%
2. JR四国ホテルズ 新ブランドホテル(岡山・名称未定) — 岡山県岡山市北区
JR四国グループが四国外へ初出店する新ブランド。岡山駅東口の再開発ホテル棟7〜16階に177室が入る。
Media Picks Score: 87 / 100 客室177室、開業予定 2027年春頃、宿泊特化型。
岡山県岡山市北区の既存ホテル価格帯(参考) ¥15,000–¥30,000 / 泊(2名1室・中央値 ¥21,000・客室60室以上の現況)

なぜこの計画が効くか
岡山駅は中国・四国地方の鉄道結節点であり、東西南北への乗り換え拠点として機能してきた。今回のホテルはその東口正面の再開発ホテル棟に入る。JR四国グループにとっては四国外への初出店であり、既存の9施設1,471室の運営で培った体制を、より大きな乗降客数を持つ市場に持ち込む形になる。ホテル名を既存ブランドではなく新ブランドとした点にも、四国外展開を見据えた設計意図が表れている。
集約レビューの傾向と供給インパクト
公開レビューデータを集計すると、岡山市北区の既存ホテルは駅からの徒歩分数への評価が明確で、駅前立地であることが満足度を押し上げる傾向が確認できる。同区には客室150室以上の施設が21軒あり、本記事の5市のなかで既存の大型供給が最も厚い。177室という規模は既存客室数の1.7%にとどまり、供給インパクトそのものは限定的だが、再開発による立地の質の変化は評価軸を動かす可能性がある。
向く人 / 向かない人
- 向く: 中国・四国方面へ広域移動する営業・保守、岡山駅発着の新幹線と在来線を乗り継ぐ行程、ツイン需要のある2名同行出張
- 向かない: 2027年春より前の出張、ブランドや会員プログラムを指定する社内規程(ブランド名が未定)、岡山駅西口側の施設に近接したい行程
具体情報
- 所在地: 岡山市北区駅前町一丁目2番3番4番
- 立地: JR岡山駅東側の第一種市街地再開発事業(施行区域 約1.4ha)内、ホテル棟7〜16階
- 規模: ホテル棟 地上16階建/ホテル部分の延床 約7,000㎡
- 客室数: 177室(ダブル83室・ツイン94室/ユニバーサルルームを含む)
- 付帯設備: ダイニング、宿泊者専用ラウンジ、温浴施設、ジム
- 運営: 四国旅客鉄道/株式会社JR四国ホテルズ(ブランド名は未定)
- 開業予定: 2027年春頃(発表 2025年9月30日)
- 市内既存供給: 149軒・10,396室(うち客室150室以上 21軒)/新規177室は既存比 +1.7%
3. JRイン北見 — 北海道北見市
北見駅から徒歩1分。宿泊特化ブランド「JRイン」の7店目が、オホーツク圏最大都市の駅前に206室を置く。
Media Picks Score: 86 / 100 客室206室、開業予定 2027年度、宿泊特化型。
北海道北見市の既存ホテル価格帯(参考) ¥13,000–¥23,000 / 泊(2名1室・中央値 ¥17,000・客室60室以上の現況)

なぜこの計画が効くか
北見駅から徒歩1分という距離は、本記事の5件で最短である。北見市はオホーツク圏最大の都市で、周辺町村への公務・保守・営業の起点になる。JR北海道グループは同日の発表で札幌(2028年度・280室程度)、旭川(2029年度・320室程度)の計画も公表しており、北見はその第一弾にあたる。事業主体はアルファコート、運営はJR北海道ホテルズという所有と運営の分離型で、鉄道会社が資産を持たずにブランドと運営を提供する構図になっている。
集約レビューの傾向と供給インパクト
公開レビューデータを集計すると、北見市の既存ホテルでは朝食と駅からの距離が評価の主要な分かれ目になっている。同市の宿泊施設は72軒・2,856室で、うち客室150室以上は4軒。206室は既存客室数の7.2%にあたり、地方都市としては大きめの純増になる。冬季の移動制約が強い地域であるため、駅から徒歩1分という立地は評価上の優位性が持続しやすい。
向く人 / 向かない人
- 向く: オホーツク圏の公務・保守・営業拠点として北見を使う出張、冬季に駅からの徒歩距離を最小化したい行程、道内広域移動の中継泊
- 向かない: 2027年度中の開業月が確定していない段階での予約計画、レストランや大浴場を必須条件にする行程(付帯設備は未公表)、北見市郊外の現場に車で通う滞在
具体情報
- 所在地: 北海道北見市大通東1丁目5
- 最寄り駅: JR北見駅より徒歩1分
- 構造・規模: 地上9階・地下1階/敷地1,151㎡・延床5,298㎡
- 客室数: 206室
- 業態: 宿泊特化型ホテル(ブランド「JRイン」7店目)
- 事業主体/運営: アルファコート株式会社/JR北海道ホテルズ株式会社
- 開業予定: 2027年度(発表 2026年5月20日)
- 市内既存供給: 72軒・2,856室(うち客室150室以上 4軒)/新規206室は既存比 +7.2%
4. アパホテル〈小山駅前〉(仮称) — 栃木県小山市
東京駅から東北新幹線最速40分。県都ではない栃木県第2の都市に、187室の宿泊特化が入る。
Media Picks Score: 84 / 100 客室187室、開業予定 2027年夏、宿泊特化型。
栃木県小山市の既存ホテル価格帯(参考) ¥13,000–¥18,000 / 泊(2名1室・中央値 ¥16,000・客室60室以上の現況)

なぜこの計画が効くか
小山市は栃木県南部の交通結節点で、アパグループの発表では「県庁所在地である宇都宮市に次ぐ県下第2の都市」と位置づけられている。東北新幹線で東京駅から最速40分という距離は、日帰りも可能な一方、北関東の製造・物流拠点を回る出張では前泊・後泊の受け皿になる。運営はひと・コミュニケーションズで、同社は北関東を中心にアパホテルを6棟運営しており、本件が7棟目のフランチャイズ契約となる。
集約レビューの傾向と供給インパクト
公開レビューデータを集計すると、小山市の既存ホテルは価格と駅距離のバランスへの言及が中心で、上位価格帯の選択肢が乏しいことが読み取れる。同市の既存供給は40軒・2,031室、うち150室以上は3軒。187室は既存客室数の9.2%にあたり、大型枠が3軒から4軒へ増える。新幹線停車駅の東口側という位置は、既存の駅西側集積とは異なる動線を作る。
向く人 / 向かない人
- 向く: 北関東の製造・物流拠点を巡回する出張、東京から新幹線で入り小山を拠点に周辺を回る行程、価格を抑えたい連泊
- 向かない: 2027年夏より前の出張、宇都宮側の事業所を主目的とする行程、上位価格帯の設備を求める滞在
具体情報
- 所在地: 栃木県小山市駅東通り一丁目55、66番
- 最寄り駅: JR「小山」駅東口より徒歩5分(東京駅から東北新幹線で最速40分)
- 構造・規模: S造・地上10階
- 客室数: 全187室
- 運営: ひと・コミュニケーションズ株式会社(アパホテルのフランチャイジーとして7棟目)
- 県内展開: アパホテル〈宇都宮駅前〉(164室)に次ぐ栃木県内2棟目
- 開業予定: 2027年夏(起工式 2026年4月27日)
- 市内既存供給: 40軒・2,031室(うち客室150室以上 3軒)/新規187室は既存比 +9.2%
5. アパホテル〈草津駅前〉(仮称) — 滋賀県草津市
既存客室1,185室の草津市に165室。5件のうち、既存供給に対する増加率が最も大きい一件である。
Media Picks Score: 83 / 100 客室165室、開業予定 2027年秋、宿泊特化型。
滋賀県草津市の既存ホテル価格帯(参考) ¥15,000–¥30,000 / 泊(2名1室・中央値 ¥21,000・客室60室以上の現況)

なぜこの計画が効くか
草津駅は滋賀県で最も乗降客が多く、新快速で京都駅から21分、大阪駅から51分と京阪神への通勤圏に入る。今回のホテルは、JR西日本と南興業が所有する土地をホテル・商業・オフィスの複合ビルとして開発する計画の一部で、5〜11階を占める。滋賀県内のアパホテルはびわ湖瀬田駅前(109室)と彦根南(52室)の2棟だったが、本件は県内初の新築であり、3棟326室体制になる。
集約レビューの傾向と供給インパクト
公開レビューデータを集計すると、草津市の既存ホテルは京阪神からのアクセスの良さが評価される一方、施設数そのものが少ないことが選択肢の制約として現れている。同市の宿泊施設は14軒・1,185室にとどまる。165室は既存客室数の13.9%にあたり、本記事の5件で最大の増加率となる。駅西口に隣接するという条件も含め、市内の競争環境を最も大きく動かす一件といえる。
向く人 / 向かない人
- 向く: 京阪神と滋賀県内の事業所を往復する出張、京都・大阪の宿が高騰する時期の代替拠点、草津・栗東周辺の工業団地への通勤型滞在
- 向かない: 2027年秋より前の出張、大浴場やレストランを必須とする行程(付帯設備は未公表)、大津市中心部を主目的とする行程
具体情報
- 所在地: 滋賀県草津市西渋川一丁目字丸ノ内754番22 ほか
- 最寄り駅: JR「草津」駅西口に隣接(京都駅から新快速21分、大阪駅から51分)
- 構造・規模: 鉄骨造・地上11階建/敷地1,302.70㎡・延床6,736.80㎡
- 客室数: 165室(スタンダードルーム163室・デラックスツインルーム2室)
- フロア構成: 1階 ホテルフロントロビー・物販店舗/2階 サービス/3〜4階 オフィス/5〜11階 ホテル
- 事業主/運営: JR西日本不動産開発・南興業/南興業(フランチャイズ)
- 開業予定: 2027年秋(発表 2025年11月4日)
- 市内既存供給: 14軒・1,185室(うち客室150室以上 4軒)/新規165室は既存比 +13.9%
よくある質問
Q. 5件はいずれも「中核市」の駅前ですか?
A. いいえ。5件のなかに法令上の中核市はありません。岡山市は政令指定都市、四日市市・北見市・小山市・草津市は一般市にあたります。四日市市は人口約30万で中核市の人口要件(20万人以上)を満たし、中核市市長会が挙げる中核市候補市の一つですが、移行はしておらず、三重県内に中核市はまだありません。ただし四日市市は三重県内最大の商工業都市、北見市はオホーツク圏最大の都市、小山市は栃木県第2の都市、草津市は滋賀県で最も乗降客の多い駅を持つ都市であり、いずれも圏域の中心機能を担う駅前です。客室150室以上の宿泊特化供給が、法令上の中核市の枠の外側で各圏域の中心都市へ広がっている、というのが今回の整理から見える構図です。
Q. 2027年開業予定なのに、この5件しか挙がらないのはなぜですか?
A. 「2027年開業」「客室150室以上」「駅前」「宿泊特化」「大都市圏以外」という5条件を同時に満たし、かつ事業者の公式発表で室数と開業時期を確認できたものに限ったためです。報道では2027年開業とされていても、事業者の公式リリースが確認できない計画は除外しました。たとえば静岡駅北口で計画される224室のホテルは業界紙・地元紙が報じていますが、本稿執筆時点で事業者の公式発表を確認できなかったため対象外としています。
Q. 惜しくも条件から外れた計画はありますか?
A. アパホテル〈熊本駅前〉は2027年8月開業予定で熊本駅から徒歩4分ですが、客室147室で150室の線に3室届きません。広島駅前のアパホテル2棟(316室・251室)と アパホテル&リゾート〈札幌駅前〉(500室)は2027年開業ですが、政令指定都市の大都市圏にあたるため本記事の対象から外しました。ザ ロイヤルパークホテル函館(約200室・2027年夏)は中核市の案件ですが、駅前ではなく大手町ベイエリアの立地で、業態も宿泊特化型ではありません。
Q. 法人契約や領収書の扱いは開業前に決まりますか?
A. 法人料金・請求書払い・宿泊税の内税外税の扱いは、通常は開業の3〜6か月前に運営会社から案内されます。本記事の5件のうち、四日市はアパホテル株式会社の直営、小山と草津はフランチャイジー(ひと・コミュニケーションズ、南興業)の運営です。直営とフランチャイズでは法人契約の窓口が異なる場合があるため、出張規程に組み込む際は運営主体を確認してください。北見はJR北海道ホテルズ、岡山はJR四国ホテルズが運営します。
Q. 開業月はどこまで確定していますか?
A. 確度は案件によって差があります。月まで確定しているのは アパホテル〈近鉄四日市駅前〉の2027年12月のみです。小山は「2027年夏」、草津は「2027年秋」、岡山は「2027年春頃」と季節単位、JRイン北見は「2027年度」と年度単位の公表にとどまります。四日市(2026年3月11日)と小山(2026年4月27日)は起工式を済ませており、工事段階に入っている点で確度が高いといえます。
Q. 大浴場やレストランは全件にありますか?
A. いいえ。公表済みなのは アパホテル〈近鉄四日市駅前〉の露天風呂付大浴場・サウナ・レストラン併設と、岡山のダイニング・宿泊者専用ラウンジ・温浴施設・ジムの2件です。JRイン北見、小山、草津は本稿執筆時点で付帯設備が公表されていません。大浴場の有無を出張規程の条件に入れている場合は、開業前の追加発表を待つ必要があります。
本記事の参考情報
・北海道旅客鉄道「新規ホテルの出店計画について」(2026年5月20日) — JRイン北見の計画概要
・四国旅客鉄道「岡山市における新ホテル出店のお知らせ」(2025年9月30日) — 岡山の客室数・付帯施設
・岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区市街地再開発組合 — 再開発事業の区域・街区構成
・中核市市長会 — 中核市の一覧と制度概要
編集部から
5件を並べて見えるのは、大型の宿泊特化供給が県庁所在地の駅前だけでは完結しなくなっている、という点である。四日市は半導体、小山は新幹線の結節、草津は京阪神の通勤圏という具合に、出店根拠がいずれも都市の格ではなく、その駅を通る人の流れに置かれている。既存客室数に対する増加率で並べ替えると、草津+13.9%、四日市+11.6%、小山+9.2%と、規模の小さい市ほど1棟の影響が大きい。2027年後半以降、これらの市では法人料金の交渉余地が広がる可能性がある。開業月が季節単位・年度単位にとどまる案件も多く、続報が出るたびに数字は動く。編集部は、次は付帯設備と客室面積の公表状況を追う予定である。
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・2026年、仙台・広島・熊本・金沢圏の駅前で開業する宿泊特化ホテル5軒 ─ 運営会社と客室数で読む地方出張ADRへの供給圧
・2026年下期開業、客室200室以上の宿泊特化ビジネスホテル5軒 ─ 「20平米壁」を超えた新規供給を運営会社と客室規模で読む
・2026年秋、地方駅前で続く宿泊特化型の新規開業3軒|駅徒歩5分・客室100室以上を先読み
・2026年通期開業、山形・酒田の客室80室以上ビジネスホテル5軒 ─ 駅前新規供給を運営会社・室数で読む