東海道新幹線こだまが停まる小田原・三島の2市で、客室60室以上のビジネスホテルは計12軒に絞られる。本記事はこの12軒から、出張利用に向く5軒を駅からの徒歩分数・客室数・平日の目安価格・駐車場条件の4軸で選んだ。内訳は小田原市4軒、三島市8軒。12軒の客室合計は約2,300室で、6割弱が三島市側に集中する。小田原市の4軒のうち1軒は根府川の大型リゾートで、駅前に限れば実質2軒という薄い供給構造になる。東京駅からこだまで小田原まで約33分、三島まで約50分。県境をまたぐこの2市は、静岡東部の製造拠点への社用車移動と、県西の建設・保守需要という異なる出張動線を受けている。2026年秋の出張期を前に、両市の駅前供給を整理する。

# ホテル エリア Score 客室 駅徒歩 目安価格 1行特徴
1 富士山三島東急ホテル 三島市一番町 91 195 1分 ¥30–49k 2020年開業、14階に展望温浴施設と会議・宴会場を持つ駅前大型
2 天然温泉 富嶽の湯 ドーミーイン三島 三島市大宮町 89 177 5分 ¥25–37k 12階の天然温泉大浴場とサウナ。2025年3月に全館リニューアル
3 ホテル昭明館 三島市一番町 88 127 2分 ¥14–19k 1933年創業の独立系。5軒で最も低い価格帯と2階大浴場
4 東横INN小田原駅東口 小田原市栄町 82 294 3分 ¥15k前後 2018年開業、2市で2番目の規模。無料朝食と価格の安定性
5 天成園 小田原駅 別館 小田原市栄町 80 187 3分 ¥35–51k 2020年開業、駅東口直結の複合施設内。10階に運び湯の大浴場
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※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。

1. 富士山三島東急ホテル — 静岡県三島市一番町

三島駅南口から徒歩1分、195室。2020年6月開業、地上14階建ての駅前大型ホテル。

Media Picks Score: 91 / 100  195室、シティホテル。

目安価格 ¥30,000–¥49,000 / 泊 (2名1室・通常期)


富士山三島東急ホテル — 静岡県三島市一番町 · 2020年6月開業、195室・地上14階の駅前シティホテル客室
PHOTO: 富士山三島東急ホテル — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

2市12軒のうち、駅からの距離と施設規模の両方で最上位に立つ1軒です。2020年6月30日開業、地上14階建て、客室195室(洋室183・和室2・和洋室10)。三島駅南口の駅前広場に面し、徒歩1分で改札に着きます。14階には露天風呂付きの展望温浴施設「富士の湯」があり、営業は5:00〜10:00と15:00〜25:00。同フロアにフィットネスとコインランドリーが並び、早朝出発と深夜帰着の双方に対応します。宴会・会議場を持ち、法人契約サービスも用意されています。沼津IC・長泉沼津ICから約15分で、社用車移動と新幹線利用を1棟でつなげる構造です。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計したところ、本記事の5軒で最も高い評価水準を示しました。牽引しているのは駅からの距離、開業6年目という設備の新しさ、そして14階の温浴施設と眺望です。一方で価格は2市で最も高い帯にあり、価格に対する評価は平日と週末で分かれる傾向が読み取れます。会議利用や複数名での出張では館内で完結できる点が評価され、単泊・素泊まり中心の利用では割高と受け取られやすい構図です。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    会議・研修を伴う複数名の出張、東京から日帰り困難な夕方着の商談、沼津・裾野・長泉へ社用車で動く拠点滞在
  • 向かない:
    宿泊単価の上限が1泊1万円台の規程(目安価格が上限を超える)、素泊まりで朝一番に発つだけの単泊、駐車場料金を抑えたい長期滞在

具体情報

  • 最寄り駅: JR三島駅南口から徒歩1分(東海道新幹線・東海道本線・伊豆箱根鉄道)
  • 客室: 195室(洋室183・和室2・和洋室10)、標準20.4㎡〜、スーペリアツイン26㎡
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
  • 温浴施設: 14階「富士の湯」露天風呂付展望大浴場 5:00〜10:00 / 15:00〜25:00
  • 館内設備: 14階フィットネス(5:00〜25:00)、コインランドリー、宴会・会議場、レンタルバイク
  • 開業: 2020年6月30日(地上14階、高さ約57.7m)
  • 法人対応: 法人契約サービスあり、多言語サイト(英・中・韓)


2. 天然温泉 富嶽の湯 ドーミーイン三島 — 静岡県三島市大宮町

三島駅南口から徒歩5分、177室。12階に富士山を望む天然温泉大浴場を備える。

Media Picks Score: 89 / 100  177室、ビジネスホテル。

目安価格 ¥25,000–¥37,000 / 泊 (2名1室・通常期)


天然温泉 富嶽の湯 ドーミーイン三島 — 静岡県三島市大宮町 · 12階の天然温泉大浴場と水風呂、市街を望む最上階の温浴フロア
PHOTO: 天然温泉 富嶽の湯 ドーミーイン三島 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

2011年3月開業、2025年3月17日に全館リニューアルを終えた177室です。最上階12階の天然温泉大浴場「富嶽の湯」は内湯・露天風呂・水風呂・オートロウリュサウナで構成され、15:00から翌10:00まで通し営業。深夜着でも入浴でき、翌朝の出発前にもう一度使えます。駐車場は平面32台・立体38台で1泊1台1,200円(先着順)。三島駅南口から徒歩約5分、東名沼津ICから約15分、新東名長泉沼津ICから約15分。客室はシングル14.5㎡、ダブル15.0㎡と面積そのものは標準的ですが、大浴場・コインランドリー・夜鳴きそばといった連泊向けの運用が揃っています。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、5軒で2番目に高い水準です。評価を押し上げているのは温浴施設とサウナ、そして連泊時の館内サービスの厚みです。客室面積は15㎡前後で、荷物の多い長期出張では手狭と受け取られる傾向が読み取れます。駅からの5分は本記事の5軒で最も長く、雨天や大型荷物を伴う移動では差が出ます。総じて「客室の広さより館内設備で選ぶ層」に支持が集まる構図です。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    沼津・裾野・長泉へ車で通う2泊以上の滞在、深夜着・早朝発が重なる日程、入浴とサウナで回復を優先する出張者
  • 向かない:
    客室内で長時間の作業を行う滞在(15㎡前後で机まわりが限られる)、駅から徒歩3分以内を条件にする旅程、駐車場を確実に確保したい日程(先着順のため)

具体情報

  • 最寄り駅: JR三島駅南口から徒歩約5分
  • 客室: 177室、シングル14.5㎡ / ダブル15.0㎡ / ツイン・ユニバーサル
  • 温浴施設: 12階「富嶽の湯」内湯・露天・水風呂・オートロウリュサウナ、15:00〜翌10:00
  • 駐車場: 平面32台・立体38台、1泊1台1,200円(先着順、延長300円/1時間)
  • 車アクセス: 東名沼津IC約15分、東名裾野IC約20分、新東名長泉沼津IC約15分
  • 開業 / 改装: 2011年3月開業、2025年3月17日全館リニューアル


3. ホテル昭明館 — 静岡県三島市一番町

三島駅南口から徒歩2分、127室。1933年創業、2017年に全館改装した独立系。

Media Picks Score: 88 / 100  127室、ビジネスホテル。

目安価格 ¥14,000–¥19,000 / 泊 (2名1室・通常期)


ホテル昭明館 — 静岡県三島市一番町 · 1933年創業、2017年全館改装のシングルルーム。作業机とチェアを備える
PHOTO: ホテル昭明館 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

1933年に観光旅館として創業し、三島駅南口で営業を続けてきた独立系です。2017年3月22日に10階建て全127室を全館リニューアルし、現在はビジネス利用が中心。駅南口から徒歩2分で、5軒のなかで最も低い価格帯にあります。館内には男女各1つの大浴場があり、2階のフランス料理店が朝食を担当。三島産の卵や箱根西麓の野菜など地場食材を使うビュッフェ形式です。チェックインは15:00、チェックアウトは10:00です。駐車場は屋内7台・屋外14台の予約制、1泊1台1,100円。英語・中国語・韓国語・タイ語のサイトを持ち、海外拠点からの来訪者を受ける体制も整っています。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、価格帯が最も低い1軒でありながら5軒で3番目の水準を確保しています。評価の中心は駅からの近さ、改装後の客室、そして地場食材の朝食です。大浴場を備える点も、三島駅前の同価格帯では希少な要素として支持されています。一方、建物自体は改装済みとはいえ既存躯体で、最新設計のホテルと比べた設備面の差を指摘する傾向も見られます。価格と立地の釣り合いで選ばれる典型的な構図です。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    宿泊単価の上限が厳しい規程での出張、朝一番の新幹線に乗る日程、駐車場を事前に確保したい車移動、海外拠点からの受け入れ
  • 向かない:
    大規模な会議・研修を同一館内で行う日程(宴会場の規模が限られる)、最新設備を条件にする滞在、深夜24時以降の到着が続く旅程

具体情報

  • 最寄り駅: JR三島駅南口から徒歩2分
  • 客室: 127室(10階建て、シングル・ダブル・ツイン・ワイドツイン等)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
  • 食事: 2階のフランス料理店による朝食ビュッフェ(三島産の卵、箱根西麓野菜など)
  • 大浴場: 男女各1(男女別)
  • 駐車場: 屋内7台・屋外14台、予約制1泊1台1,100円
  • 創業 / 改装: 1933年創業、2017年3月22日全館リニューアル
  • 言語対応: 英語・中国語(簡体/繁体)・韓国語・タイ語


4. 東横INN小田原駅東口 — 神奈川県小田原市栄町

小田原駅東口から徒歩3分、294室。2018年8月開業、2市で2番目に大きい駅前供給。

Media Picks Score: 82 / 100  294室、ビジネスホテル。

目安価格 ¥15,000前後 / 泊 (2名1室・通常期)


東横INN小田原駅東口 — 神奈川県小田原市栄町 · 2018年8月開業、294室。作業机を備えたダブルルーム
PHOTO: 東横INN小田原駅東口 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

2018年8月開業、294室。本記事の5軒で最大、2市12軒でも2番目の規模です。JR小田原駅から徒歩3分。チェックイン15:00、チェックアウト10:00で、朝食はビュッフェ形式を6:30〜9:00に無料提供します。駐車場は平置き18台、1泊1,000円の先着順で、幅1.9m・高さ2.8mまで。自動チェックイン機とEV充電設備を備えます。90日間の公開販売価格を集計すると、2名1室の目安価格は¥15,000前後にほぼ張り付き、価格の振れが5軒で最も小さいのが特徴です。宿泊費の見積もりを固定したい法人利用と相性が良い1軒と言えます。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、評価水準は5軒の中位に位置します。支持を集めているのは価格の安定性、無料朝食、そして駅と小田原城の双方に近い立地です。一方、客室面積と館内設備は必要最小限で、大浴場はありません。長期滞在や館内で過ごす時間が長い滞在では物足りなさが指摘される傾向が読み取れます。294室という規模ゆえに直前でも部屋が確保しやすく、日程が動く出張の受け皿として機能しています。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    宿泊費を1泊あたりで固定したい法人利用、直前手配が多い日程、箱根・県西の現場へ朝から入る旅程、朝食込みで動きたい単泊
  • 向かない:
    大浴場やサウナを条件にする滞在、客室で長時間の資料作業を行う日程、会議室を館内で確保したい複数名の出張

具体情報

  • 最寄り駅: JR小田原駅から徒歩3分
  • 客室: 294室(シングル・ダブル・ツイン、ハートフルルーム設定あり)
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
  • 食事: ビュッフェ形式の朝食を無料提供(6:30〜9:00)
  • 駐車場: 平置き18台、1泊1,000円(先着順、幅1.9m・奥行5m・高さ2.8mまで)
  • 設備: 自動チェックイン機、EV充電、Wi-Fi、ランドリー
  • 開業: 2018年8月
  • 新幹線所要: 東京から約33分、品川から約26分、新横浜から約15分


5. 天成園 小田原駅 別館 — 神奈川県小田原市栄町

小田原駅東口直結、徒歩3分。187室。10階に箱根湯本からの運び湯の大浴場を持つ。

Media Picks Score: 80 / 100  187室、温浴施設付きホテル。

目安価格 ¥35,000–¥51,000 / 泊 (2名1室・通常期)


天成園 小田原駅 別館 — 神奈川県小田原市栄町 · 2020年12月開業、小田原駅東口直結の複合施設タワー棟外観
PHOTO: 天成園 小田原駅 別館 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

2020年12月4日、小田原駅東口直結の複合施設「ミナカ小田原」に開業した187室です。客室はタワー棟10〜13階と木造棟4階に分かれ、10階に箱根湯本から運ぶ天然温泉の大浴場、最上階に展望足湯庭園、14階に展望レストランを備えます。運営は箱根湯本の温浴施設を手がける事業者で、駅前立地に温浴機能を持ち込んだ点が最大の特徴です。露天風呂付き客室の設定もあります。専用駐車場はなく、ミナカ小田原地下1階の駐車場を1泊1,800円(15:00〜翌11:00)で利用します。目安価格は5軒で最も高く、¥35,000〜¥51,000。出張の前後に箱根・伊豆の観光を挟む旅程や、取引先の接遇を伴う滞在で選ばれる位置づけです。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、5軒では最も低い水準でした。ただし内訳を読むと、温浴施設と駅直結の利便性は高く評価される一方、価格に対する期待値との差が全体を押し下げる構図が見えます。館内が商業施設と一体であるため、フロント階までの動線を長く感じる指摘も傾向として現れます。純粋な単泊のビジネス利用より、滞在時間を長く取る旅程で評価が上がりやすい施設です。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    出張の前後に箱根・伊豆へ足を延ばす旅程、取引先の接遇を伴う滞在、駅直結で雨天でも移動を最小化したい日程
  • 向かない:
    宿泊単価の上限が1泊2万円未満の規程、朝食を取らず早朝に発つだけの単泊、専用駐車場を前提にした車移動

具体情報

  • 最寄り駅: 小田原駅東口直結、徒歩3分(ミナカ小田原4階にフロント)
  • 客室: 187室(シングル58・ダブル12・ツイン104・和室13/露天風呂付ツインの設定あり)
  • 温浴施設: 10階大浴場(箱根湯本からの運び湯)、最上階に展望足湯庭園
  • 食事: 14階の展望レストランで朝食・ランチ・ディナー
  • 駐車場: 専用駐車場なし。ミナカ小田原地下1階を1泊1,800円(15:00〜翌11:00)
  • 開業: 2020年12月4日(タワー棟10〜13階+木造棟4階)
  • 付帯: 宴会・コンベンション対応、エステ、団体利用の受け入れ


よくある質問

Q. 法人契約や会議利用に対応する施設は?

A. 5軒のうち法人契約サービスを公式に案内しているのは富士山三島東急ホテルです。宴会・会議場を備え、複数名の研修や商談を同一館内で完結できます。天成園 小田原駅 別館も宴会・コンベンション対応と団体利用を受けます。素泊まり中心の東横INN小田原駅東口は会議室を持たないため、会議は駅周辺の貸会議室と組み合わせる前提になります。

Q. 駐車場の条件は?

A. 条件は4軒で明確に分かれます。ホテル昭明館は屋内7台・屋外14台の予約制で1泊1,100円。ドーミーイン三島は平面32台・立体38台で1泊1,200円の先着順。東横INN小田原駅東口は平置き18台で1泊1,000円、幅1.9m・高さ2.8mまで。天成園 小田原駅 別館は専用駐車場を持たず、ミナカ小田原地下1階を1泊1,800円で利用します。社用車移動が確実な日程では、予約制を採る昭明館が読みやすい選択です。

Q. 連泊・長期滞在で差が出る設備は?

A. 大浴場とコインランドリーの有無が最大の分岐点です。選出5軒のうち大浴場を持つのは4軒で、東横INN小田原駅東口のみ設定がありません。ドーミーイン三島は12階の温浴施設を15:00から翌10:00まで通しで開け、富士山三島東急ホテルは14階にフィットネスとコインランドリーを併設します。3泊以上の滞在では、この館内動線の差が疲労と洗濯の手間に直結します。

Q. 小田原と三島、どちらを拠点にすべきか?

A. 価格帯の選択肢では三島市が有利です。三島側は¥14,000台から¥49,000まで連続して選べる一方、小田原駅前は¥15,000前後と¥35,000超に二極化し、中間帯がありません。東京駅からの所要時間はこだまで小田原が約33分、三島が約50分。首都圏からの日帰り併用や県西の現場が主目的なら小田原、沼津・裾野・長泉へ車で通う滞在型なら三島が合理的です。

Q. 予約のタイミングは?

A. 目安価格の振れ幅で判断できます。東横INN小田原駅東口は90日間の集計でほぼ¥15,000前後に張り付き、直前でも単価が動きにくい構造です。対して富士山三島東急ホテルは下位25%と上位75%の差が約¥19,000あり、日程を動かせる出張なら曜日選択の効果が大きく出ます。観光需要が重なる週末と連休は両市とも上振れするため、平日固定の出張であれば直前手配でも大きな不利は生じにくい水準です。

本記事の参考情報

三島市(三島駅周辺整備推進課) — 三島駅南口の整備と施設開業に関する公式情報
三島市観光Web(三島市観光協会) — 三島駅周辺の交通・エリア情報
小田原市観光協会 — 小田原駅周辺の交通・エリア情報

編集部から

本記事は、駅からの徒歩分数・客室数・平日の目安価格・駐車場条件という4軸で12軒を絞り込んだ。結果として上位3軒が三島市に集まり、小田原市は駅前供給そのものが薄いという構造が浮かび上がった。三島側は¥14,000台から¥49,000まで価格帯が連続し、宿泊規程の上限がどこにあっても選択肢を作れる。小田原側は二極化しており、中間帯を求めるなら鴨宮や国府津方面まで範囲を広げる必要がある。次の論点は、こだま停車駅という共通条件を持つ静岡東部の他都市——沼津・裾野・富士——を含めた広域の供給比較になる。県境をまたぐ出張動線は、どこまで一体の市場として読めるのか。

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