株式会社三福ホールディングス(三福グループ)は2026年10月21日、愛媛県伊予郡砥部町の「南道後温泉ホテルていれぎ館」の屋号を、11月1日に「湯宿 砥邸-TOTEI-」(ゆやど とてい)へ変更すると発表した。同日、2階客室の改装も全室完了する。
全客室に備えた天然温泉の浴室は新屋号でも続く。公式サイトは11月1日から totei.jp に移る。旧名で予約・検索している宿泊予定者と、松山近郊の宿の動きを追う業界関係者に向け、発表内容と当社の掲載価格データをまとめた。
(2026年10月21日発表)
この記事の要点
- 2026年11月1日(日)、「南道後温泉ホテルていれぎ館」は「湯宿 砥邸-TOTEI-」に屋号を変更
- 同日、段階的に進めてきた2階客室の改装が全室完了し、改装客室の利用が始まる
- 全客室の天然温泉「じっちょうの湯」は変更後も継続。公式サイトは11月1日から totei.jp
- 掲載価格は1泊2名¥17,500〜¥25,000(中央値¥18,900、2026年10月21日〜2027年3月21日宿泊分)
- 安いのは12月・1月(中央値¥17,500)と火〜木曜泊。土曜泊の中央値は¥33,800

ファクト
- 施設名
- 湯宿 砥邸-TOTEI-(旧・南道後温泉ホテルていれぎ館)
- 開業日 / 変更日
- 2026年11月1日(日)屋号変更・2階改装客室の利用開始
- 所在地
- 愛媛県伊予郡砥部町拾町92-2(松山インターから車で5分)
- 発表元
- 株式会社三福ホールディングス(本社・松山市)
- 出典
- 同社プレスリリース(2026年10月21日)
湯宿 砥邸へのリブランドで何が変わる?
変わるのは屋号と2階の客室である。発表によると、2階客室は段階的に改装を進めてきた。リブランドに合わせて全室の改装が終わり、11月1日から改装客室をすべて利用できるようになる。同館の公式サイトでは、8月下旬〜10月下旬に201・204号室と2階廊下の改装工事を告知していた。
客室は一室ごとにコンセプトと趣が異なる。旅の目的や同行者に合わせて部屋を選べることを、同社は特徴に挙げている。
リブランドの背景について同社は、松山市を訪れる観光客が増え、これまでのビジネス利用や少人数の旅行に加えて、家族・グループの利用が増えている点を挙げる。発表では4名での宿泊にも対応できる宿としており、「ワンランク上の快適さ」を目指すとしている。
変わらないのは客室の温泉である。全客室で使える天然温泉は、地名に由来する「じっちょうの湯」として新屋号でも続く。公式サイトによると、源泉は地下800mから湧く自家源泉でpH8.2。客室ごとに岩風呂・檜風呂・サウナ付き・岩盤浴付きなど、浴室のタイプが異なる。

リニューアルを記念した宿泊プランは2027年以降に販売する予定である。内容や販売開始日は、決まり次第公式サイトなどで案内するとしている。
南道後温泉ホテルていれぎ館の料金は?
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 掲載価格の中央値 |
|---|---|
| 2026年10月 | ¥20,000 |
| 11月 | ¥19,500 |
| 12月 | ¥17,500 |
| 2027年1月 | ¥17,500 |
| 2月 | ¥18,200 |
| 3月 | ¥19,000 |
当社が集計した同館の掲載価格は、2026年10月21日〜2027年3月21日の宿泊分で1泊2名¥17,500〜¥25,000(下位25%〜上位25%、税込)、中央値は¥18,900だった。屋号が変わる11月の中央値は¥19,500。最も低いのは12月と1月の¥17,500で、2月は¥18,200、3月は¥19,000と続く。
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 掲載価格の中央値 |
|---|---|
| 月 | ¥18,500 |
| 火 | ¥17,500 |
| 水 | ¥17,500 |
| 木 | ¥17,500 |
| 金 | ¥19,200 |
| 土 | ¥33,800 |
| 日 | ¥19,400 |
曜日別では火・水・木曜泊の中央値が¥17,500で最も低い。土曜泊は¥33,800で、平日の約1.9倍である。週末に家族やグループで泊まる場合は土曜を外すかどうかで料金が大きく変わる。これから先の宿泊日の料金は2026年10月22日時点の掲載価格で、今後変わることがある。
公開レビューデータを集計すると、温泉に触れた口コミが30〜40%、客室の広さに触れた口コミが20〜30%を占める。
経緯 — 「砥邸」の名とこれまでの客室
「砥邸」の名は新しく作られたものではない。同館は3階の客室を砥部焼の女性作家グループ「とべりて」とのコラボレーション客室としており、この9室を紹介する同館の特設サイトでは、すでに「南道後の宿『砥邸』」の名を使っていた。とべりては7人の作家で構成され、3階の301〜309号室は作家が一部屋ずつコンセプトを考えた洋室である。
公式サイトによると、客室はすべて33㎡以上で、和室と洋室の2タイプがある。洋室はクイーンサイズのベッド2台を備え、全室禁煙。チェックインは16:00、チェックアウトは10:00。松山市内と松山空港へはいずれも車で約20分の距離にある。
よくある質問
Q. 湯宿 砥邸と南道後温泉ホテルていれぎ館は同じ宿ですか?
A. 同じ宿です。所在地(愛媛県伊予郡砥部町拾町92-2)と電話番号(089-957-8585)は変わらず、2026年11月1日に屋号が「湯宿 砥邸-TOTEI-」に変わります。
Q. リブランド後も客室の温泉はありますか?
A. あります。全客室で利用できる天然温泉は「じっちょうの湯」として続くと発表されています。源泉は地下800mの自家源泉で、客室ごとに岩風呂・檜風呂などタイプが異なります。
Q. 料金が安いのはいつですか?
A. 2026年10月21日〜2027年3月21日宿泊分の掲載価格では、12月と1月が中央値¥17,500で最も低く、曜日では火〜木曜泊が¥17,500。土曜泊は¥33,800です(1泊2名・税込)。
Q. 予約はどこからできますか?
A. 発表によると公式サイトから予約できます。公式サイトは11月1日から https://totei.jp に移ります。リニューアル記念プランは2027年以降の販売予定です。
本記事の参考情報
- 株式会社三福ホールディングス「南道後温泉ホテルていれぎ館 ワンランク上のくつろぎを目指す『湯宿 砥邸-TOTEI-』へ」(PR TIMES、2026年10月21日)
- 南道後温泉ホテルていれぎ館 公式サイト
- 同 公式サイト「天然温泉」
- 同 公式サイト「お部屋紹介」
- 南道後の宿「砥邸」(とべりて客室の特設サイト)
データの見方(集計方法)
- 価格: 2名1室・1泊あたりの掲載料金(税込)。食事条件・プランを問わない最安値で、各宿泊日について空室ありで掲載されていた最後の時点の料金(OTAに掲載された販売価格・税込。実際の予約金額・プラン条件とは異なることがあります)
- 対象: 南道後温泉ホテルていれぎ館 1施設(宿泊日152日分)
- 期間: 2026年10月21日〜2027年3月21日の宿泊分(2026年10月22日時点の掲載価格)
- 口コミ: 直近24か月に投稿された口コミのうち、各テーマに触れた口コミの割合(10%刻みの範囲)。評価点と件数は公開されている口コミの集計。(2026年10月22日時点の公開値の集計。口コミ30件未満の施設は非表示)
- 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)、メトロエンジンリサーチ (レビュー分析)
- 注意: 料金は予約サイトに掲載された料金で、実際の予約時の料金(クーポン・会員割引など)とは異なることがある。これから先の宿泊日の料金は2026年10月22日時点の掲載料金で、今後変わることがある